2006年 06月 25日
ドイツ旅行記 VOL.2
ドイツで最初についた都市がベルリンだったんですが、まず驚いたのがグラフィティの数でした。
行く前に多いとは聞いていたんですが、あそこまでいたる所にあるとは思いませんでしたよ。ホントにこれでもかってくらいあるんですよね。
前回お伝えした試合会場のカイザースラウテルンまでは結構電車に揺られていくんですが、その途中の「超」小さな町の駅にもグラフィティがいっぱいあるんですよ。「誰が描くんだよこんなとこに!」ってとこにです。そんなに若者のいなそうな街にです。

見たグラフィティが全部カッコいいかというとそうでもなくて、文字自体そんなにデザインせずに、ただアルファベットをファットにしてオフセットかけたようなものが多かったです。だから行為自体はタギングに近いのかなぁ。けど量だけは半端じゃなかったですね。恐るべしドイツ!
ドイツは日本と違ってアートの身近さが違うんでしょうね。きっとドイツのグラフィティ人口は高校の1クラスに2〜3人くらいグラフィティしてるやつがいるみたいな感覚でしょうか。多分そんなんだと思います。じゃないとあんなにあるわけないもん!

あとドイツの若者はむちゃくちゃ政治に関心があるみたいです。飲みながら政治の話題になったりもするらしいですよ。最近まで東西に分かれていたわけだし他人事には出来ないんでしょうね。オレなんて誰が首相やったっていいですもん。お前が首相やってもオレの生活何も変わんねーよって思っちゃいます。きっと日本の政治家が悪い事してるからでしょうね。子供の頃からそんなニュースしか聞いてないですよ。ホントに。

やっぱり身近にあるものって国レベルで伸びてくんでしょうね。例えば日本で身近にあるもので誇れるものっていったら、ゲームや漫画ですよね。クオリティ高いものが小さな頃から身近に当たり前にあるから世界でもトップレベルでいる事が出来るんでしょう。

日本にも町のいたる所にギャラリーなんかがあってアートがあふれる国だったら、この先変わってくるんでしょうね〜。いつになるんでしょう。
あとそういう日本の文化レベルを上げる事を先導していってくれる政治家がいれば、「はい、文句なしに一票入れちゃいます」

SNEA/石原

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by sneaholiks | 2006-06-25 23:01 | TRIP


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